2022年11月1日記事より
■「食品主要105社」価格改定動向調査(11月)
今日から値上げ 「パック牛乳」など833品目
~ 来年値上げ、早くも2000品目超え 円安要因 ~
■はじめに
約6700品目に上る食品で値上げが行われた10月以降、高まりつつある消費者のインフレ実感は、11月以降値上げされる「パック牛乳」など日配品の値上げにより、一気に鮮明化するとみられる。
ただ、年内の「値上げラッシュ」は10月を最大の山場としてピークアウトしているほか、12月の値上げもゼリー類など局所的なものにとどまる。そのため年末まで当面の間、消費者生活面では新たな値上げから遠ざかる見通しとなる。
■調査結果
1、牛乳など日配品の値上げで、消費者の「インフレ実感」一気に鮮明化へ
2、牛乳中心に833品目で値上げ 半年ぶり1000品目割れも、昨秋の2倍と高水準
3、生乳価格上昇でパック牛乳などが一斉値上げ 心理的なインパクトは年内でも有数の大きさに
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出典:帝国データバンク 11月1日記事より
■知ってる? なんと年間で…⁈
帝国データバンクの試算によると・・・
食品値上げによる家計負担額は、
月間で、 5,730円 増、年間で、6万8,760円 増。約7万円の増!
そのうちわけは…
加工食品 2,560円、
酒類・飲料 1,285円 が大きく、次に菓子 814円、調味料 524円。
以下、乳製品、油脂製品、パンと続く。
試算による家庭負担額に占める割合の多い、加工食品とは、
みなさんもよく利用している、冷凍庫に必ずあるアレです。そう、冷凍食品なのです。
酒類・飲料とはもちろん字の通り、お酒と飲料各種です。
■5つの対策 値上の初冬まとめ
年内の「値上げラッシュ」は10月が最大の山場であった。
12月の値上げもゼリー類など局所的なものにとどまる。そのため年末まで当面の間、新たな値上げから遠ざかる見通しとなる。
しかし、値下がりするわけではないのです。しっかりとした対策を継続していきましょう。
5つの対策を記しました。
重要5つの対策:
家計負担の多い
対策1冷凍食品は使う分だけ買うようにしてストックは少なめに。
対策2お酒飲料は適度に控えていきましょう。
主要メーカーの値上げ発表によりスーパーマーケット各社はある程度追従しますが、一気にすべて標準小売価格・メーカー希望価格となるわけではありません。在庫終了次第や次回出荷分からの値上げ…となります。
対策3スーパーマーケット各社は対策として、品目・期間限定でお買い得を発表してきます。
ARCSグループならCGC、イオンならトップバリュ、コープさっぽろならCOOP商品などといった
対策4同等品質でで低価格のPB(プライベートブランド)というものもあります。ぜひそちらも利用してみましょう。
また、スーパーマーケット各社のお買い得な
対策5「〇〇の日」、「〇〇デー」、「ポイント〇倍デー」、「〇〇%OFFの日」などを積極的に利用しましょう。