■ホッケ(ほっけ) とは
ホッケとは、
アイナメ科ホッケ亜科に属する冷水性の魚。
成長にしたがって、アオボッケ、ロウソクボッケ、マボッケ、ネボッケと呼び名が変わる。
地方名には、タラバホッケ、チュウホッケ、ドモシジュウ、ホッキ、ボッケアなどがある。
出典:ウィキペディア
■居酒屋焼き魚NO.1メニュー
北海道の家庭でも居酒屋でも人気ナンバーワンの焼き魚メニューといえば、これ間違いなくホッケでしょう。
ホッケのおいしいメニュー
- 開いて焼き魚
- 干物
- 煮付
- フライ
- 玉ねぎのみじん切りと一緒にすり身にしてお味噌汁に
脂ののった感じがたまらない!大根おろしをのせて、お醤油を・・・
■知ってる? おいしいホッケの見分け方 3か条
- 頭が小さく体が太くて長い(脂のりが良い=私見)
- 釣ったときの網の跡が残っていない(見えない所が打ち身になってる)
- 色は黒っぽいよりも、茶色っぽいのが良い(私見)
(※ 2.については、網に挟まって獲れるので体のその部分がへこみます。あばれてその部分が内出血してたりします)
■そのホッケが、ピンチ⁈ なんです
獲れてないのです
北海道近海で多く獲れます。国内産の半分以上は北海道の日本海側で獲れている。
礼文(れぶん)・羅臼(らうす)が名産地です。
(※注:縞ホッケは北洋ロシア産です)
農林水産省の海面漁業生産統計調査によると、
北海道でのホッケ漁獲量は、2000年に16万トン超は、2015年に約10分の一の1.7万トン減少。
しかし2018年頃から3万トン台にもどり、2020年は3.9万トンだった。
回復傾向だが、以前の4分の一の漁獲量だ。
■さらに追い打ち! もっとピンチ⁈なんです
ホッケ漁 初日出漁できず
ロシア外務省が北方四島周辺での日本漁船の安全操業に関する協定の履行を停止した。これにより、国後島周辺のホッケ刺し網漁(漁期は12月31日まで)の解禁日は16日であったが、出漁が見送られた。
ロシアを国際決済網から排除した制裁に抵触しない形での調整が続いている。
出典:北海道新聞 9月17日記事より
この間の国際情勢が我々の身近なところにも影を落としているのですね。
■北海道のおいしい魚 ホッケがピンチ ⁈ まとめ
庶民の味方のはずのお魚”ホッケ”がいまや高級魚になりつつあります。
ホッケに限りませんが資源の回復を願うばかりです。
近海で獲れた脂ののったホッケが食べたい!